私のヒーロー③
意地悪な家族が私を置いて伊豆へ家族旅行へ行った
いつもの事だから慣れてるつもりでもやっぱり心のどこかでは
ショックなんだな。
でも
数日間の自由な時間、自由な空間❣️
置いていかれる事なんかしょっちゅうだから
それよりも数日間好きなことが出来て、嫌味で意地悪な家族がいない事が
とにかく何よりも嬉しかった😝
いつも家族が戯れていたリビングルーム
しょっちゅう家族が私の悪口で盛り上がっていたリビングルーム
すごくシーンとしている。
悪魔な連中がいない間どんな事をして過ごそうか
お洒落に紅茶を楽しみながらダイニングテーブルに座り考える。
ひらめいた!
いつも勝手な外出は禁じられていたので
たくさんお散歩をしに行こう!
学校帰りに通る一軒の家で、いつも楽しそうにガレージでワイワイやっている
お兄いちゃん達の存在が、実は私の中ですごく気になっていたのです。
「ここはいつも楽しそうだな。皆んな悩みとかあるのかな?なさそう・・・」
それくらいつもお兄ちゃん達が集まって楽しそうにしていた。
ガレージにはたくさんのバイクが並んでいて、どうやらバイク仲間のよう。
かっこいいな⭐️
たまにジロジロ見ている私に一人のお兄ちゃんに声を掛けられる事がある。
少し顔見知りなのだ。
「いよっ!○○ちゃん、元気?学校どうだった?」
「あ、はい、楽しかったよ💦」
物凄く照れ屋な私は、すぐに顔を赤らめてすぐにその場を去っていくのだ。
結構長い間、私が小さい頃からちょこちょこ声を掛けてくれて、気にかけて
くれていたのです。
もっと喋ればいいのに
もっと仲良くなれればいいのに
本当は仲良くなりたい癖に
そう、私はあの兄いちゃん達の輪に居場所を求めていたのかもしれない。
学校の友達は
何かあれば私を裏切ったり
女教師が時折り私の友達に話をする事がある
「あの子を無視しなさい。」
とかね。
すると私の友達は先生の言う通りしてしまう。
仕方ないのかもね。
だって学校の先生だもん。
反対して悪い評価つけられたら進級や進学に影響する。
そこは私も理解しているよ、と友達には伝えてる。
でもやっぱり気まずいんだろうな。
先生と共謀して友達をはぶいてるんだから、罪悪感はあるみたい。
先生は何故私にそんな事してくるのかな。
私先生に嫌われるような事何かしたのかな。
考えても考えても理由が見つからない。
家族も私を愛してくれない
先生からも嫌われてしまう
もうやっぱり私ってゴミなんだな
いや、私は決してゴミなんかじゃない!
生きる価値のある人間だ!
きっと家族は私を愛していない訳じゃない
きっと何か理由がある筈なんだ。
きっとそうなんだ!
よし、お散歩だ❣️
携帯電話にイヤホンを付けて、好きな音楽を流しながら
初めてのお散歩。
気持ちい♪( ´▽`)
最高❣️
バイカーのお兄ちゃん達
何してるかな?☺️
ちょっと覗きに行こう
いたー❤️
いたいたいた❤️
でも、声を掛ける度胸のない私💦
来たのはいいけど、離れた木の後ろに隠れてる私💦
よ、よし💦
頑張って通るわよ❗️
通らなきゃ何も始まらないでしょ❗️❗️
勇気を出せ自分❗️
兄いちゃん達に気付いて貰えるように、ゆっくり歩き出す私。
ガレージの前を通る
「おっ!」
「○○ちゃんじゃーん!
何してんの?この時間に会うの珍しいじゃん?」
話しかけられるのを期待してた癖に、緊張のあまりアタフタしだす私(笑)
私「あ、こんにちは😅
健康の為にちょっと歩いてます、アハハ😅」
何が「アハハ(゚∀。)」だよ💢
バカ丸出しじゃん💢
ドン引きされてないか💦
バカに思われたかな?💦💦💦
そんな風に一人で頭が勝手にパンクしそうになっていた頃
ブロローン🌬
全身黒の服で覆われた一人のバイクに乗った人が帰ってきた
ガレージにゆっくり入ってくる。
誰だろう?
なんか
めちゃかっこいい❤️
だれ❓❓
気になってしょうがない私は
ヘルメットを取る瞬間だけは見逃したくなくて立ち尽くす。
バッ
ヘルメットを取る。
ドキッ
バクバクバク
心臓の鼓動が急に激しくなり早くなった
何?何この気持ち?
こんな人いた?見た事ないけど???
ヘルメットを取ったお兄ちゃんは
家の前でポツンと立っている私に目をやる
キャーーーー😱
こっち見てる😱
もう無理だ!恥ずかし過ぎる!!!
私「じゃあ、また😅」
するとヘルメットのかっこいいお兄ちゃん、万遍の笑顔で
「○○ちゃん!何してんの?」
え?何故私を知っているの?💦
いつも5、6人くらいで戯れているから、皆んなの顔は全員知ってる筈・・・
だと思ってたけど・・・
私「あっ、あの💦ウォーキングしてます😅ちょっと通ってみようかなって
思ったので😅」
ヘルメットのお兄ちゃん
「中に入っっておいで、これからBBQやるよ」
私「え❓」
ヘルメットのかっこいいお兄ちゃん
「ご飯食べた?」
「あ、いえ、まだです」
「じゃあおいで( ◠‿◠ )
一緒に食べよ!😀」
はい
私の頭の中こんな感じ
次回に続く
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