私のヒーロー

一作目の小説「私のヒーロー」養子縁組の女の子の波乱万丈はいきさつを描いてます。

私のヒーロー

私のヒーロー①


人には、喜怒哀楽がある。



人によっては、喜びが多い人生の人
哀しみが多い人生の人がいる。


なんて不公平なの!😠




そんな風なことばかりを考えて過ごしてきた私の義務教育時代。
決して楽しい学生&私生活ではなかった😢



私は養子縁組で引き取られた子



産みの母の情報は私は一切知らない。知らされていない。
一つ知ってる事は、未婚のまま私を産んでいた。
父親がどこにいるのかもどこに行ったのかも分からなかったそうな☹️


私を養子に出した理由も全く分からない。


でもそんな事は、迎えてくれている家族が優しい家族であれば気にしない☺️




そう、優しけ、れ、ば、の話ね。。。
やさし、け、れ、ば、・・・






親に捨てられた子供が行き着く場所


◆養護施設
◆養子縁組


どちらも実は虐待が多い。


私は生まれた時から
すぐに養子縁組の家族に引き取られ
法的にも実の家族として迎えられたのだ。


お父さん
お母さん
お兄ちゃん
お姉ちゃん


そして私、の5人家族。



理想に描いた幸せな家族✨


比較的裕福で、比較的大きい一軒家に私専用の一人部屋も用意をしてくれている。
近所周辺も裕福な人たちが住んでいて、環境は悪くなかった😗


学校では普通に友達もいたが、女性教師による虐めやセクハラが絶えなかった。



まだ子供なのに・・・



そしてこんな理想的な家族や環境に恵まれて、私ってなんて幸せなの❤️



こんな事をいつも自分に暗示かけていた時期があった。
「私の家族は私を大事にしてくれている」
「私の家族はすごく愛情がある」
「私の家族はいつも和気藹々でいつも休みの日には家族で出かけているの」


本当、私ってなんて幸せ者なんだろ😙



こうして日々自己暗示をかけていたんです。


何故かって?
だってそうしないと精神崩壊してしまうから・・・


何としてでも学校にはきちんと通ってきちんと良い成績を収めて
将来は何がなんでも自立できるようにならないと、、、、



ならないと・・・・



一生この人たちの元で暮らし行くのは嫌だから。



惨めだから・・・



だからせめて学生でお世話にならなくてはいけないうちは
自分で精神や体を守り抜くしかない。



いつか必ず抜けれるから



泣く日々に終止符を打てるから・・・😢



養子で迎えられた家族がいるのに、いかにひとりぼっちであったか
いかに孤独であったか
いかに惨めであったか
いかに悲しかったか


その話をしたいと思う